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2018年08月19日
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33)DPF-7002 音が出ない・・・?

2010年07月25日
1ヶ月前やっと完成したDPF-7002。
最近入手したオシロスコープで基盤上のオペアンプの波形をチェックしているといつの間にか音が出なくなっていました。
電源は入る、CDの再生や入力切替も問題なし。
DACや出力回路用の電力トランジスタを触ってみると冷えていました。
本来なら触っていられないほど熱くなります。

DACと出力回路用の定電圧回路用と思われるオペアンプも発熱は無く、電圧を測ってみるとほぼ0。
さらに前段へとたどっていくと、見たことが無い謎の素子を2つ発見。
見た目はTO92パッケージです。
2個ともに基盤には「ICP-N10」の文字、例のブツには「N10」と刻印されています。
トランジスタのように足が3本ではなく2本なので謎は深まるばかり。

そこでgoogleさんの登場です。
検索してみるとローム製のICプロテクタ(ヒューズの代用)でした。
ポリスイッチのように自動復旧はせず、切れたらおしまいです。(´ー`)y-~
ヒューズと違うのはやせ細り(切れやすくなるとか内部抵抗が増える?)がない点だそうです。
接点をテスターでチェックすると見事に2個とも導通していませんでした。
なぜ2個実装されているのかと回路を調べてみると、±電源の+と-それぞれに使用されていました。
念のためショートさせてみたところ、音が出ました。
音が出ない原因はこのICプロテクタと確信しました。

ブツの正体と原因が判明したところでブツを購入しなければなりません。
しかし・・・取り扱いしているところが少なすぎ。
有名どころでは秋葉原の鈴商くらいでした。

鈴商では5個160円+送料で1000円近い価格。
せめてメール便や定形外郵便対応なら即決なのですが・・・。

めげずに安い送料で発送してくれる店を検索してみました。
すると1件だけ見つかりました。
「イーエレ」という個人経営の店です。
1個から注文でき、しかも1個30円。
発送はメール便(80円~)可能とリーズナブル。
しかし・・・最低注文額は500円(送料別)から。
お品書きは珍しいものも多く豊富なのですが、売り切れまくりで品薄状態。
適当に500円分買い漁るも使い道すらまったく思い浮かばないものばかり。
何とか500円分以上の注文をしました。
再生&駆動回路用の電源部分に使われている「ICP-N20」(N10よりも切断容量が大きい)も扱っており、ついでなので交換目的で購入。
価格は同じく30円。
単電源なのか1個しか使われていません。

早速到着した部品を交換し、いざスイッチオン。
無事音が出ました!
断線した理由はわかりませんが、価格も安いので予備を購入しておきました。
毎度の事ながら何度も壊しては修理をするハメになるという、なんともお粗末な事件でした。





N20の方は基盤に「N15」と書かれていました。
印刷ミスなのか仕様変更になったのか定かではありません。
N20は青く囲ってある周辺にあります。
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32)DPF-7002  ピックアップ用リボンケーブル断線

2010年06月30日

長々(だらだらとも言う)続いた改造もいよいよ大詰め。
前回の記事でCDのピックアップレンズと基板をつなぐリボンケーブルが断線気味と書きましたが、ついに終了してしまいました。orz

振動を与えてもなんとも無かったのに、CDを入れ替えたらCDを認識しなくなりました。
他のCDに入れ替えたり、断線したと思われる部分を押さえつけてもだめでした。
予備のケーブルも断線していたようでこれもだめでした。

さて困りました。
純正品は高そうだし、調べても汎用品も無い。
唯一見つけたのがCDパーツマンで取り扱っている23cmのリボンケーブル。
DPF-7002用のケーブルとピン数(16ピン)は同じですが、長さが10cmも足りない。
妥協して強引に取り付けるにしてもも6cmも足りません。

パーツマンのものは送料を入れても600円弱。
純正品お取り寄せになれば送料込み3000円くらいでしょうか。

これで直らなければ手放すつもりでケンウッドさんへウェブサイトから問い合わせ。
翌日早々に返答をいただきました。


お問い合わせの件ですが、残念ながらDPF-7002の補修部品
は製造終了となり、ご要望の接続ケーブルの部品在庫は既に
完売となっております。

代替についても確認させて頂きましたが、該当がござい
ませんでしたので、誠に申し訳ございませんがお取寄せ
戴くことは出来ません。


※ケンウッドのサポートさんわざわざご返答いただきありがとうございました。


終わった・・・。
頭の中は一瞬真っ白。
手塩に掛けて改造し、完成間近での終了。

だがしかし・・・ここで終わらせるわけにはいきません。
モノは手に入らないしどうするか。

だいぶ前にリモコンが買えなくなったことは知っていましたが、ついに主要パーツまでもがディスコン・・・。
まさかピックアップレンズとかモーターは大丈夫でしょうね・・・?

先日とあるHPでリボンケーブルの接続部分付近が断線したDVDのピックアップ用リボンケーブルを部分的に切り取り、被服をはがしてパターンを出して再生したという記事を見かけました。
接続部分にはプラスチック?のような薄い板が接着されていて、これをはがしパターンを出し直して再度板を貼り付ければ直るそうです。
しかし貼り付けるのがうまくいくか心配だったので、ニコイチ修理という選択肢を取りました。

ニコイチというのは、だめになったケーブル2本を合計34cm程度になるようにカットします。
各ケーブルの片側の接続部分が残るようにしておきます。
そしてカットした部分のパターンを出します。
平たい彫刻刀か先の細いカッターが有効でしょう。(私はカッターを使いました)



ピンボケ気味ですみませんが、パターンを出してみました。
テスターでチェックするときちんと導通していました。
これを両方のケーブルに施工し、パターン部分を重ね合わせ強引に半田付け。
するとどうなるか・・・。





こうなります。(´ー`)y-~
見た目が汚いのはご了承ください。orz
ちなみにパターンは1mm程、間隔は0.5mmあるかないか。
本気モード(謎)で挑むべく、照明付き拡大鏡と極細(先端は1mmあるかないか)の温調半田ごてを使用。
ケーブルは当時のモノなので鉛入りの可能性が高いですが、半田は低温で溶ける鉛フリーのものを使用。
意外とすんなり、しかも頑丈に半田付けできました。
さすが出力が大きめ(約40W)の温調式は最強です。

緊張の導通チェック。
念のため10回程度行いました。
異常なし、一発成功!
半田付け部分をビニールテープで巻いて、いざ取り付け。

そして緊張の一瞬。
NO DISK表示が出ないことを祈りつつスイッチオン!
ヒュイーンとスピンアップの音がしてきちんとCDを認識し再生もできました。(´ー`)y-~

これはホント感動モノです。
壊しておきながら感動するのもおかしいですが、改造していた中で一番の大成功かもしれません。(笑)
今後基板をはずすことは当面無いと思いますが、例の汎用品が手に入る限りもう怖いものはありません。
改造を通して腕も上達したようです。
道具がそろっているのが大きな要因ですけどね。

もしリボンケーブルが断線してしまったらパーツマンでケーブルを1本買ってニコイチにするか、取り付け部分だけのカットで済むなら取り付け部分だけ切り取って修復しましょう。
改造するのも趣味なら直すことも趣味、これもDIYの醍醐味でしょう。

31)DPF-7002 DAC部大改造 その2

2010年06月27日
前回の続きです。
RCA出力配線を交換しました。

Belden(ベルデン)の83005という22AWGサイズの銀メッキワイヤーに交換しました。
軍事用らしく、公式製品ではないようです。
Garrettaudioという店で通販にて購入しました。
価格は1m250円でした。

本当なら半田でメイン基盤と直結したいところですが切り離せるようにしました。
メイン基盤に取り付けられているコネクタと同等品があるかどうかまずは下調べ。
共立電子にて「日本圧着端子製造」というメーカーのPHハウジング(61K145)が合いそうです。
画像と実物を比較する限り、同等品のようです。



結果オーライ!
オス(基盤)側はノーマルのままです。


PHピンは非常に小さく、圧着するには22AWGが限界でしょう。
ちなみにノーマルは一回り小さい24AWGと思われます。
圧着工具が無いので、ラジオペンチで仮締めし、半田付けしました。

早速試運転、試聴するも音が・・・。
高音バリバリで耳に突き刺さります。
数十分ほど試運転すると多少は落ち着きました。
これが銀の力というものでしょうか。


【数時間エージング後の感想】

・音が全体的にクリアさを増したが冷たい印象
・伸びやかな高音(高音が強いソースでは高音がより主張されて微妙)
・女性ボーカルの息継ぎがリアルに感じる
・特に「さしすせそ」の発音が耳に突き刺さる
・シンバルの音が冷たくいかにも金属っぽい感じ


総評はぼちぼちですが、ここまで高音が強くなるとは予想外。
バイオリンなどアコースティック系の高音部分の伸びやかさはすばらしいのですが、シンバルや女性ボーカルの「さしすせそ」の耳に突き刺さる感は否めません。


ということで、今度はWestern Electricのビンテージもの(22AWGの捻り線非めっき)に交換。
価格は1m400円。
芯の太さは同じですが、ガワが一回り太く、しかも硬いので取り回しが厳しいです。
WEはスピーカーケーブルや内部配線でも価格の割りに高評価なので期待しました。

結果は・・・。
エージングもままならない交換直後から良い感じです。
気になっていた高音は落ち着き、全体的に温かみのある音になりました。
その後数時間エージングを行いましたが、ベルデンと比較して透明感も衰えることなく結果オーライです。
高音の伸びやかさも減った分、ソースによってはちょっと残念な結末です。
それでもBeldenよりはだいぶましなので、これでOKとします。



WEケーブル装着の図。
3本に見えますがきちんと4本存在します。


手間隙そして費用(オペアンプ含む部品代だけで推定2万円台後半)を掛けた大改造もいよいよ終わろうとしています。
後はオペアンプ最終段(I/V部)をOPA211(特選品)に換装して結果を見て完成させたいと思います。
泥沼になりかけていたオペアンプ選びにも幕を下ろしたはずなのですが、調べていくとついつい気になってしまいます。
OPA211(特選品)はシングルチャンネルで1個1300円程、4個必要なのでまた大きな出費になりそうです。
余談ですが、最終段のオペアンプは片chしか使っていないらしく、1個でも良いそうです。
流用することはなさそうですが、精神衛生上ということも兼ねてデュアル用に組みます。

幾度となく外した基板やケーブル類もガタが出てきてやばそうです。
基板のパターンはがれもそうですが、CDレンズにつながるSONYのリボン(フレキシブル?)ケーブルが断線してしまい、接触不良となってしまいました。
うまいことテープで固定してごまかして使用していますが、このままでは純正品お取り寄せコースになりかねません。
おそらく1本1000円~2000円+送料でしょうか・・・。
以前壊したものから取り外したケーブル(これも痛みが出ている)があるので、最悪実費は回避できそうですが、フルオーバーホールだけは面倒なので避けたいです。

30)DPF-7002 DAC部大改造 その2

2010年06月27日
前回の続きです。
残りのセラミックコンデンサ(DAC IC周辺にある102表示の1000pFと103表示の0.01)をニッセイのフィルムコンデンサへ交換、他追加と交換を行いました。



交換して試運転。
試聴するも変化はやはり感じられず。



続いて増設した外部クロック用トランスの二次側配線にトロイダルコア(リング)を追加。
これも効果の程は不明。
高周波対策には良さそうです。



配線固定と共振防止を兼ねてビニールテープを巻いています。



次回はいよいよ大詰め、RCA出力配線を交換します。

29)DPF-7002 DAC部大改造

2010年06月24日
今回はDAC周りのセラミックコン、抵抗を交換しました。
ついでにデジタルI/Oの電解コンデンサ1箇所、アナログRCA出力の抵抗、セラミックコンデンサも交換。

抵抗はDAC周りすべてで32個、RCAで2個、合計34個。
セラコンはDAC周りにあるオペアンプのパスコン?10個、RCA2個、合計12個。
DAC周りのそれ以外のセラコンすべてとなるとさらに18個。

抵抗はオペアンプ最終段(I/V部?)周辺の一部にのみニッコームの1/2W、あとはタクマンのオーディオ向け精密品1/2Wを使用。
DAC部のセラコンはニッセイのポリプロピレンフィルムコンデンサ(誤差5%のJランク)。
RCA部のセラコンはWIMAの同じくポリプロピレンフィルムコンデンサ(誤差5%のJランク)。

まともにタクマンの抵抗が購入できる千石電子でオールタクマンと行きたかったのですが、最低10個以上という敷居があったので、数の少ない種類はばら売り基本のアスカ情報システムにてニッコームを必要数だけ購入しました。

使用した抵抗値と個数は・・・
100Ω:6本
(タクマン) ←うち2本はRCA
620Ω:4本(ニッコーム)
1kΩ:6本(タクマン)
3.6.kΩ:16本(タクマン)
100kΩ:2本(ニッコーム)


フィルムコンは・・・
100pF:10本(ニッセイ)
470pF:2本
(WIMA) ←RCA用

タクマンは千石で1本30円、ニッコームはアスカで1本40円。
ニッセイはアスカで1本30円、WIMAは同じくアスカにて1本70円。

3.6kΩはすべてオペアンプ最終段付近に存在するもので、本来3.9kΩなのですが、基盤に実装された状態で抵抗値を測定すると2.5kΩ台と3.1kΩ台の2つに分かれていたため中間を取って勝手に決めました。(^^;
目視でも帯の1本目がオレンジなのか茶色なのか非常にわかりづらかったので抵抗が壊れてるのではないかと思ってしまいました。
実際はずして測定するといずれも3.9kΩでした。
部品注文後だったので3.6kΩで妥協することに。orz




交換した部品たち。(タクマンの抵抗以外)





下:タクマン
上:元の抵抗
1/4Wが無かったため致し方なく大型化・・・。





赤く囲ったところは今回交換した部分。
青く囲ったところは次回交換予定。
緑で囲ったところはニッセイのフィルムコンに追加or交換。(Lchにはパスコン?として実装されているのに、Rchにはホールはあるのになぜか存在しない)





交換後の様子。
LchとRchの合戦のようです。



交換を終え、慎重に基盤へ配線を戻し、電源投入。
電源が入らない・・・!?
と思ったら電源部分のオペアンプを刺し忘れ。(失笑)

2度目のトライ。
無事起動!

そしてDr.DAC2にアナログにて接続しCDを再生して試聴。
音が・・・やばいです・・・。
中低音スカスカ。
1、2曲再生したところで少しずつ音がまともになり、数時間後には元通り。
音が元気になった感じ(スピード感アップ?)で、低音も若干パワーアップ。
一皮むけてクリアさが増しました。
エージングにはまだまだ時間がかかりそうですが、やった甲斐はありました。(´ー`)y-~

次回交換予定のセラコンは交換してもほとんど影響なさそうな気がしますが、ここまで来たらやるしかないということで、がんばって交換します。

【おまけ】
ニッセイのフィルムコンは会社自体が終了のようで、在庫限りのようです。
しばらくの間はある程度の量であれば確保できると思いますが、早めに確保した方が良いかも知れません。
容量が中途半端ですが、共立電子なら1個15円~とお安くなっています。(モノによってはアスカと価格が変わらない)
また、RSオンラインではWIMAのフィルムコンが1個40円(最低10個~)と、こちらもお安いので他に購入するものがあればお買い得です。
オールWIMAもいけそうですが、オペアンプとの干渉が懸念される箇所では厳しいかも。
箱型のパーツは基本的に基盤と密着させて実装するので角度を変えるのが厳しいですからね。
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