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2017年10月20日
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40)HiFiMan HE-6 レビュー

2012年02月15日
低能率すぎてやばいと噂のHiFiMan「HE-6」を購入しました。
購入価格は約10万円。(HeadDirectから直輸入、当時送料込1,200USD+関税約1,500円、現在は送料込1,299USD)
平面駆動型磁気ドライバーという聞きなれない駆動方式の変わったヘッドホン。

重量502g(本体のみ)という重厚な作り。
83.5dB(1mW未満)という超低能率
インピーダンス50Ω、周波数特性8Hz~65KHz。
ハイインピーダンスで一般的なものよりも音量が小さいとされるゼンハイザーHD650(能率103dB、インピーダンス300Ω)とは比べ物にならないほどとにかく音が小さいです。
先に言いますが、HD650で取ることのできる音量の半分程度です。




化粧箱。
お高いとだけあってしっかりした作り。




フタを開けた様子。
左側の溝には付属品が入っております。




横から。
しっかりとした作りです。




位置調整部分。
ピアノブラック調の塗装もきれいです。




付属の4ピンバランスケーブルとフォーンジャック変換ケーブル。
変換ケーブルが1mとやたら長いのが気になります。
高級感あふれる四つ編みのOCC製。
一見するとALOの「OCC Cryo」のように見えます。
Head-Directにて149USDで個別(延長ケーブルもセット)販売されていることからハイエンドらしさを伺えます。




ケーブル接続部分。
接続はねじ込み式のため若干面倒。




自作用ケーブルコネクタ。
SMA-P型という規格の同軸コネクタです。
純正品として国内で別途購入するとペアで3,000円弱するようです。


【レビュー】

装着感
重量502gとあってさすがに重さを感じますが、長時間装着しなければ問題なし。
側圧もHD650と比べきつくは無いですが、重量があるため長時間装着しているとHD650よりも耳が痛くなりやすく装着感も特別良いものではない。
装着感は所有しているオーディオテクニカのATH-A900が一番まとも。

音の傾向
音場はかなり広く(※HD800には今一歩及ばず)傾向としてはフラットながらやや中低音寄り。
中低音寄りと言えば所有するHD650も似たような傾向だが、HD650のような図太く迫りくる迫力のある傾向とはまた異なる。(HE-6の方が明瞭で繊細でな印象)
若干高音域が荒い感じがする。
明瞭で元気のあるサウンド。
HD800は数分程度試聴しただけですがいい勝負だと思う。
そのためかHD650を使用した直後にこれを使用すると音の厚みや低音に物足りなさを感じてしまう。
ソースによっては高音がやや耳につくがきらびやかな高音は逸品。

能率について
冒頭でも書きましたが、とにかく低能率なのでアンプを選びます。
DR.DAC2の「高出力側」でさえも正直ぎりぎりで、録音レベルが低いソースでは音量が取れないことも。
録音レベルが適正なソースでは【X-Meridian→同軸デジタル→DR.DAC2(アンバランス接続)】の場合3時~4時の間でやや大きめの音が取れる。

【PC→USB→W4S DAC-2→XLR→Littledot mkVIIISE(バランス接続)】の場合、録音レベルが適正なソースでも音量を取ることは厳しい。(ぎりぎり)
mkVIIIを改造(出力ゲイン2倍化)後は11-13時の間で実用レベル。

その他
先日紹介したLittle Dot mk VIII SEにバランス接続してみました。
音量は非改造(ゲイン倍増化前)状態だと使用不能に近いです。
キツめの高音が耳につく感じで高音が強いソースではちょっと厳しい。(聴き疲れする)
音場もやや狭く音像もぼやけ気味ではあるが、濃厚で温かみのある印象。
これが真空管の魅力なのか不思議と聞き入ってしまう。
とはいっても半導体アンプの方が(以下略)

今回はあくまでHE-6単体のレビューにとどめ、HD800その他もろもろとの詳細比較はまたいずれ書くことにします。
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