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2017年10月20日
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5)ChuMoyアンプを作ってみた

2008年07月05日
※画像が出てこない場合、リロードするかクリックしてみてください。


いわずと知れたヘッドホンアンプ「ChuMoyアンプ@006P電池仕様」を作ってみました。
自作オーディオをやる人には有名な代物ですね。
少ないパーツ、単純な構造にもかかわらずとてもいい音が出るとか。

ポータブルオーディオを持っているわけでもないのになぜ作ることになったのか。
それは「作りたい病」のせいです・・・。
オペアンプについて調べているうちにお手軽な自作ヘッドホンアンプにたどり着いたのがきっかけでした。
普段から電子工作をしているわけではないのですが、電子工作に必要な工具はある程度持っていて、車の電装をいじったりするのに使っていました。

今回参考にさせていただいたのはこちらこちらのHPです。
回路図は上記のHPと変わらない(正直に言えば書くのが面倒)ので割愛します。


【材料1台分】

若松通商
タカチSW-75B(プラスチックケース)                 ・・・1
サンハヤトICB-288G(ガラスコンポジットユニバーサル基盤) ・・・1
TI NE5532P(デュアル回路オペアンプIC)             ・・・1
ニッコーム 1/2W 2.2KΩ(オーディオ用プレート抵抗)     ・・・4
ニッコーム 1/2W 4.7KΩ(オーディオ用プレート抵抗)     ・・・2
ニッコーム 1/2W 10KΩ(オーディオ用プレート抵抗)     ・・・2
リケノーム 1/2W RMA 12Ω(オーディオ用抵抗)        ・・・2
佐賀三洋 OSコン 10V4.7μF(オーディオ電解コンデンサ)  ・・・2
8ピンISソケット                             ・・・2
日亜 NPBF50S(青色角形超高輝度LED)            ・・・1
メーカー不明 K-29-91(アルミ製ツマミ)              ・・・1
006P電池スナップ                           ・・・1

送料504円
部品代1,986円
合計2,490円



共立エレショップ
東信工業 1CUTSJ102M0 16V1000μF(オーディオ電解コンデンサ) ・・・2
メーカー不明 46B14G(ステレオパネルジャック)              ・・・2
メーカー不明 RK0972S-A10K(スイッチ付2連可変抵抗Aカーブ)    ・・・1
石塚電子 CRD E-103(10mA定電流ダイオード)              ・・・1
メーカー不明 MJ-355W(ステレオジャック)                  ・・・2

送料120円
部品代681円
合計801円

総計3,291円

他に配線用の線など必要になります。





若松で購入した部品。
パネルジャックはなんとモノラルだったらしく、完成間近まで気づかなかったという。
HPにはモノともステレオとも書いていなかったので、今思えばとても紛らわしい。
送料の安い共立エレショップにて後日買いなおしました・・・。
168円返してくださいボ○松さん。(笑)


電源コンデンサに東信のUTSJシリーズ16V1000μF。
高さ制限があるのでやや控えめにしましたが、実際組み付けてみると5mmくらい余裕があったので2200μFでもいけるかも?
入力カップリングコンはOSコンの超小型10V4.7μF。
入力抵抗2.2kΩ、帰還抵抗?10kΩ、分圧抵抗4.7kΩ、それぞれニッコーム。
出力抵抗は帰還外にリケノームの12Ω。
帰還内に100Ω入れるのが一般的らしいですが、某nabe氏いわく帰還内に抵抗を入れるのはダメだとかで、よくわかりませんが帰還外に12Ωを入れてみました。

入力カップリングコンは超小型で熱で即死しかねないので、DIPソケットを割ってソケット化しました。
そのため材料のICソケットを2個としました。




組み立て、ケースに入れたところ。
OSコンの紫色と東信のシルバーが目立ちます。
ステレオジャックの緩み止めに瞬間接着剤を使用したため、揮発したときにケース内がカビのように白っぽく残ってしまいました。




ケースに収めたところ。
電池の高さが超ギリギリです。
電池スナップがプラスチック製で若干はみ出すので支障のない程度に削ってあります。
ニッパーで簡単にちょん切れます。




フタを閉めて完成。
一応手のひら名刺サイズ!(厚みはアレですが)
日亜の青色LEDがなんともきらびやかです。


【製作云々】
構想数時間、作成4時間近く。
意外と時間がかかってしまいました。
頭の回転が悪いので、部品を1つ1つ導線でつないでいくのに無駄に時間を費やしました。
あとハンダ付け不良があってはまずいので、1つ1つ確認したのも一理あります。
専用基盤なら1時間もあればできてしまいそうです。


【動作確認】
恐る恐るスイッチオン。
「ちゃんと音がでてる、しかもいい感じの音が!」
物を作ると必ずどこかミスをおかす私なのに、今回は1発OKでした。

エージングも終わってないところでの感想ですが、HD2 ADVANCEにつないでみた感想は、音がクリアになったというか聴きやすくなったというかそんな感じです。(使用ヘッドホンはオーテクのATH-A900)
さすがは高級パーツをフル使用なだけありますね。
HD2 ADVANCEとの接続には安物のミニプラグケーブルを使いましたが(これしか手持ちが・・・)、できれば質の良いケーブルでも試してみたいところです。

低音はやや控えめ、高音はややシャリつくような感じですが、聴いていて疲れるような音ではありません。
私の駄耳ではプラシーボくらいの変化にしか感じ取れませんでしたが、これはこれでアリじゃないかと思います。(なくても別に良いというのは内緒)

手持ちの①OPA2134、②OPA2604、③LME49720でも試してみましたが・・・
①高音がいい感じに出ている ②OPA2134よりシャリつきが少ないような? ③微妙な差ですがフラットな感じ
正直どれもほとんど同じじゃないの?と思ったり。

iPodなどの音楽プレーヤーにつないでみたいところですが、近場に住んでいる友人で持っている人がいないので無理そうです。

ちなみにHD2 ADVANCEとつないだままボリュームMAXにしてもノイズは皆無、周囲が静まり返ったところでボリュームをMAXにするとなんとなくサーっというような音がするようなしないような?と思うほどです。


【その他もろもろ】
エレショップで購入したスイッチ付ボリュームですが、最近取り扱いを始めたようで、構想中はまだ販売しておらず、スライドスイッチでも付けようかと思っていました。
いざ注文しようとした時、たまたま新製品として掲載されているのを発見。
値段は200円とスイッチ付なのになんともお安い。
ツマミを付ける部分がギザギザしているため、若松で購入したツマミは本来合いませんので加工が必要です。(後から気づいたので加工を余儀なくされる羽目に・・・)
ボリュームの棒部分がちょっと長いのでカットしないと不恰好です。
無理やり押し込めば使えなくもないですが、ちゃんとしたものに仕上げるならギザギザ用のツマミを購入すべきです。(エレショップにも複数取り扱いありなので同時購入がベストですが送料が変わってしまうかも?)
スイッチ付なら電源スイッチを別途取り付ける手間も省けますから便利です。

LEDですが、さすが日亜といわんばかりにめちゃくちゃ明るいです。
今回は特価で1個50円でしたが、日亜は高級品なので普通にバラで買えば2~3倍の値段は当たり前です。
中国製の安物LEDはすぐダメになるので、やはり日亜などきちんとしたものが良いですね。
角形LEDはケース加工が面倒なので迷いましたが、日亜なのに安い!ということで買ってしまいました・・・。

LEDはCRDで10mAにしてありますが、それでもまぶしすぎるくらいです。
急きょ手持ちの1kΩの抵抗に変更し、電流を4mAに下げました(画像ではすでに抵抗に交換済み)が、それでもかなり明るいです。
ヘッドホンアンプの電池のもち具合にも影響するし、十分明るいので1mA~2mAでも十分かもしれませんね。
若松もエレショップもカーボン抵抗はばら売りしていないので、もし手持ちの抵抗がなければ1個100円になってしまいますがエレショップで4mAのCRDを選ぶのもアリでしょう。


【電池の持ち具合は】
200mAhの充電式電池で試した結果、10時間持たない程度でした。
フル充電からちょっと使った後計測を開始したのであいまいですが、計算上10時間は持つはず。
LEDを付けた上での測定ですが、LEDをとっぱらえば2割くらい持ちが良くなるのでは?
最近リチウムイオンの006P電池が一部で出回っている模様、容量は400mAhなので、単純に考えれば20時間以上持ちますね。
ただ中国製の安物(900円程度らしい)なので実際はどうなんでしょう?


【最後に・・・】
材料費を極限までケチれば500円くらいは安くできるでしょう。
とはいってもたかだか500円程度なので微妙ですが・・・。
ボリュームは予算の関係で安物にしましたが、いつか高級品で試せればと思います。
あと1cmほど厚みを削減できれば文句なしですが、電池のサイズもあるので難しいでしょう。
音質は低下しそうですが、抵抗をすべて表面実装化、ICをSOP直付け、コンデンサも物を問わず超小型のものにし、容量を削減さえすればもう1回り小さくできそうです。


【おまけ】
鉛フリーハンダ(割と低い温度で溶けるとのうたい文句品)を使用しましたが、18Wの半田ごてはやや厳しかったです。
せっかく作った代物ですが、近いうちにiPodユーザーの友人の元へお嫁に行く事になりました。(TT)
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